こ、これは…不思議。ハタクレパス風ラムネ

2011.07.13

へんなものを見つけてしまいました。
ハタ鉱泉株式会社 から発売されている「ハタクレパス風ラムネ」

パッケージデザインは、
あのサクラクレパスとのコラボレーションで、
オリジナルのサクラクレパスそっくり!!

このパッケージを見ただけで
「懐かしいなぁ…」と思われる方も多いのでは?


さて、私が不思議に思ったのはここからです。


このラムネ、「味」と「色」をわざと揃えずに作っているのです。

赤(果実色素)→パイン味
青(クチナシ色素)→ピーチ味
黄(カラメル色素)→メロン味
白(着色料なし)→バナナ味
茶(カラメル色素)→マンゴ味
緑(ベニバナ黄色素、クチナシ色素)→イチゴ味


通常、飲料のパッケージデザインというのは
オレンジジュースはオレンジ色、ぶどうジュースは紫色、トマトジュースは赤でないと、
大きな違和感を感じることになります。

それを逆手にとって、
「味を当ててみよう→答えはHPを見てね」としているわけですね。


さて…
まず手始めに、実験気分で緑のラムネを飲んでみました。

最初のひと口こそ「ん?イチゴの香りがするかな?」と感じたものの
飲んでいるうちに何だかメロン味に思えてきました。

香料が強めなので、香りに敏感な方なら当てることができるかもしれません。


そして…
私にとっては最も抵抗を感じる青のラムネ。

実験ですからね。
飲んでみました!

目をつぶって飲むと確かにピーチ風味、
目を開けて青を意識して飲むと…やっぱりピーチとは思えませんでした。


「人は、見ている色に影響を受ける」という事実を、
体験を通して学べる教材に使えるかもしれないなーなんて、
ついつい職業病が出てしまいました(^_^)


今日もお読み頂きありがとうございます。

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