北欧DANSKのグラス…その名もスペクトラ【楽しく学ぶ色彩検定】

2008.10.22

北欧DANSKのグラス…その名もスペクトラ【楽しく学ぶ色彩検定】

大切にしているカクテルグラスです(*^-^*)
大切にしすぎて、とっておきの時しか使っていません♪

『DANSK』はスカンジナビアン・モダンをコンセプトにした食器やカトラリーを作っているメーカーで、北欧各国のデザイナー達によってデザインされた素敵なものがいっぱい。

こちらのカクテルグラスは『スペクトラ』と名づけられています。

手に持って様々な角度から眺めると、グラスの底に付けられたキレイな色が混ざり合い、何とも不思議な感じです。
お時間があれば、ぜひ画像を拡大してゆっくりとご覧下さい。

横から見たグラスの底は中央にメインカラー、周囲をぐるりとアクセントカラーが取り巻いています。ところが…真上から見るとその2色は渦巻き模様にぐるぐると混ざり合って見えます。

色彩学で【スペクトル】とは「白色光(自然光)が各波長ごとに分光した状態、つまりは虹の七色の帯」と定義されていますが、そこからインスピレーションを得て『スペクトラ』というネーミングになっているのでしょうか?

ついでといっては何ですが『色彩検定3級』で出てくるPCCS色相環も掲載してみました(画像右)。それぞれのグラスに使われている2色の関係を確認してみると…【対照色相】または【補色色相】になっていることがわかります。

このグラスでいただくのは、透明なお酒が良さそうですね(^o^)

【用語解説】
●対照色相(たいしょうしきそう)配色…色相環上で、色の差が8〜10ある色どうしの組み合わせ。
●補色色相(ほしょくしきそう)配色…色相環上で向かい合う位置にある色どうしの組み合わせ。

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