震災ボランティアで学んだ、とても大切なこと

2011.08.10

先日、私のヘアカラーの師匠である
パーソナルヘアカラー研究所 代表 中川登紀子氏にお声をかけて頂き、
「東日本大震災復興支援プロジェクトHealth Aid」主催のイベント会場にて、
1日ボランティアをさせて頂きました。


私ができるボランティアといえば…パーソナルカラー診断!


数えきれないくらい多くの皆さまにお越し頂き、
楽しく充実した1日でした!


本音を申しますと…この体験をするまでの私は、
【カラー診断】という類のサービスは、
基本的な衣食住が満ち足りている平和な状態の時でないと、
提供することに十分な価値がないのでは…と思っていました。


また、その基本が満ち足りていたとしても、
普段の生活の中で【自分を引き立ててくれる色】や
【自分の生き方の方向性を助けてくれるカラーの使い方】について、
切に知りたいという気持ちを持っていらっしゃる方は、
まだまだ少なのでは…とも感じていました。

色は空気のように、あまりにも身近な存在だから。


しかし、今回のボランティアを体験をさせて頂いたおかげで、
その考えは、必ずしも正しくなかったことを学びました。


同じ日本人といえども、肌の色や質感は微妙に異なり、
そこに瞳の色やコントラスト感、お顔の造形が加わってきますと、
「似合う色」と「似合いづらい色」が、ある範囲で決まってきます。


その事実は、
プロに診断してもらわなかったとしても、
身に着ける物に対してこだわりを持ち
試行錯誤してきた経験をお持ちの方であれば
すでにハッキリとご存じだったりします。


今回のボランティアでは、
「似合う色診断コーナー」で簡易的にカラー診断をさせて頂くというものでしたが、
すでに似合う色をご存じだった方も、そうでなかった方も、
改めて「自分をキレイに見せてくれる色」を一緒に確認し合い、
ひと時でも「気が晴れる」という体験につながったのではないかと感じました。



話は長くなりますが…

その昔、シュウウエムラの製品カタログに
「色は気である」というキャッチコピーが使われていました。


そう。


まさしく色で気が晴れ、
気分が変わり、
気持ちよく過ごせる。


そんな不思議な力が、色にはあるのではないかと思います。



この仕事をスタートして21年目にして、
本当に素晴らしい体験をさせて頂いたことを心から感謝しています!



詳しくは中川先生がお書きになられたコラムをぜひご覧くださいませ!
カラーニュース&パーソナルヘアカラー研究所代表TOKIKOのブログ



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