「私、黄色いんです…」パーソナルカラー8

2006.12.23

「私、黄色いんです…」パーソナルカラー【8】

この仕事を実際に始めて意外に思った事があります。それは、自分の肌を「黄色い」と思っている人が意外と多い事。
先生に教わった記憶もなく、本にも書いていなかったことなので、びっくりしました。

「私、黄色いんです」と自己申告される方の実際のお肌の色は……意外と赤みが強かったりすることもあるんです。これ、一種の「思い込み」だと思います。
【日本人=黄色人種=私の肌もきっと黄色いはず】

光の条件が整った環境で肌色を測色してみると、同じ日本人でも肌色はさまざまです。
【似合う色を正確に知るための第一歩は、自分の肌色を客観的に知ることから♪】
自然光がよく入る明るい場所で(女性はメイクを落とした状態で)何人かで集まって比べてみると良いのですが。

ちなみに私はかなり黄色いタイプで、メインのシーズンは「スプリング」です。「私、黄色いんです」とやってきた、本当はピンク肌のお客様に
「本当に黄色いというのは、私みたいな色のことを言うんですよ〜(^o^)ねっ!」と一緒に鏡に映れば、一発で納得して頂けます。自分の肌色を結構ベンリに活用しています (笑)

一人の人でも部位によって微妙に肌色が異なっていますから、頬のすぐ下あたり・おでこ(髪の生え際)・首・頬の赤みなどをそれぞれ確認し、総合的に判断していきます。

肌色の測色にもさまざまな方法があるようですが、私の場合「光の条件」や「自分の体調」などに左右されないよう、常に『光源の演色性チェックカード』と肌色スケール(色見本)を携帯しています。

※写真(左)…肌色分布/写真(右)日本人女性で赤み(ピンク系)の肌色


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(プロデビュー講座・トータルイメージメイキング講座)

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