朱色

【しゅいろ】硫化水銀を主成分とする朱色顔料で、鮮やかな黄みの赤です。朱色は古くから権威の象徴とされていました。古代中国では天子から門を朱色に塗ることを許された家のことを朱戸や朱家といい、名門の家柄を表したそうです。日本では江戸時代、このような朱塗りの門は将軍家から娘を嫁にもらった大名にしか許されていなかったそうです。加賀藩前田家の上座敷門だった現東京大学の赤門も、朱塗りで有名です。

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