ちょっと気になる《金・銀・銅》2身近で出会ったもの

2008.08.05

ちょっと気になる《金・銀・銅》2身近で出会ったもの

前回のコラムで金・銀・銅のポテトチップスを紹介させて頂きましたが、今回も引き続き、身近な金・銀・銅の話題です。色とともに、それぞれの質感もお楽しみください。

【画像:左】
こちらはインドネシア製のポーチです。スパンコールとビーズが丁寧に縫いつけられていて、とっても高級感がありますが、実はお値段1500円程度のもの。人件費がかからないために、こんな低価格で流通しているのでしょうけれど、作った人は器用で几帳面な人なのでしょうね。

【画像:中央】
仕事柄 人前に出る機会が多いので、月に一度ネイルサロンでお手入れしてもらうのですが、今月はこんなデザインの爪で生活しています。オリンピックを意識したわけではありません。あまりの暑さに「ギラギラの太陽に負けないくらいキラキラさせてください」とお願いした結果、こうなりました。
偶然でしたが、金・銀・銅が混ざったような爪になっています(笑)

余談ですが…ネイリストさんに「今回のデザインはゴールドを使ってください」と頼むと、小さな透明の容器に入ったゴールドのラメを10種類くらい見せられて「どのゴールドがいいですか?」と聞かれます。ひとくちにゴールドといっても、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールド・カッパーゴールド(オレンジみを帯びた銅色に近い金色)…さらにその質感も、粒子が粗くギラギラ光るゴールドから微粒子で品の良いゴールドまで、本当にいろいろです。
それを選ぶのが、また楽しいのですが…

【画像:右】
今回最もご紹介したかったのが、こちらのインテリア用タイルです。
新橋にある『アトムリビンテック株式会社』のショールーム内に展示されているもので、一枚一枚が微妙に異なる色や模様。すべて皮革でできています。

最初に見た時は「えっ、タイルって陶器や磁器で出来ているんじゃない?」と思ったのですが、こちらの皮革タイルはイタリアの職人さんによる手作りで、ブランドのバッグなどを作る工程で出る半端な部分の革をタイルに仕立てたものだそうです。
どうりで素晴らしい染色!素晴らしい加工!

画像はブラウン系のタイルで、金色や銅色に光る革が混在しています。
(画像をクリックして頂くと大きな画面でご覧いただけます)

日本国内ではまだ僅かな施工例しかないそうですが、イタリアではホテルのベッドのヘッドボードなどにも使われていたりするのだそうです。
う〜ん。豪華な夢が見られそうですね。

アトムリビンテック株式会社ショールーム・CSタワー

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