カップヌードルミュージアムで体験した、楽しい【色】

2011.09.18

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今回のコラムでは画像を7枚ご紹介しておりますが、こちらでは3枚までしか画像を掲載することができません。お手間でなければ【アメブロ】東京カラーズ色彩コラム〜カラーを活かして…つよく、楽しく、美しく♪のほうからコラムをお読みくださいませ。文の内容は同じです。



2011年9月17日、横浜にオープンした
「カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)」

オープン当日は混むだろうなぁ…と百も承知で、
それでも行って参りました!!

子どもの創造力や探究心を芽吹かせ、
育むことをコンセプトにした体験型ミュージアムは、
アートディレクター佐藤可士和氏プロデュースによるもの。

ミュージアム詳細につきましては、さまざまなところで紹介されていますので、
今回のコラムは、ミュージアム内の【色】にこだわって書かせて頂きます。

ミュージアムのロゴからイメージできるとおり、
館内はインフォメーションカウンターから展示室に至るまで
赤・白・白木で美しく統一されていました。

画像:左は「百福シアター」
真っ赤な空間です。

人は赤い空間に身を置くと、
実際の滞在時間よりも長くそこに居たように感じるという実験結果があり、
そのためかどうかは定かではありませんが…

安藤百福の生涯をCGアニメーションで紹介したストーリーは
たった14分間とは思えないほど中身の濃いものでした。

「インスタントラーメンヒストリーキューブ」では、
チキンラーメンからスタートしたインスタントラーメンの商品が、
時系列で展示されています。

中でも私が注目したのは、
世界中で、現在販売されている商品ラインナップ。

ドイツにおけるパッケージは…
なんだかドイツ国旗みたい[画像:中央]

ブラジルではビーフ味のカップヌードルが青。
国が変われば色に対する感覚も変わる、という顕著な具体例!
現地での消費者リサーチの結果、決まった色なのだとか!
ちなみに、黄色いほうはチキン味です。

最後にご紹介したいのは「マイカップヌードルファクトリー」
その名のとおり、
世界でひとつだけのオリジナル・カップヌードルが作れます。

ロゴに好きな色を塗ってみたり、カップに自由にイラストを描いたり…
もう、最高に楽しいのです!

スープの味は4種類の中からひとつ、
具材は12種類の中から4つ選べます。
色のバランスも考えて、と…[画像:右]

完成したカップヌードルは、
エアパッケージに入れて持ち帰ります。

早く食べてみたい。
…でも、すぐに食べちゃうのはもったいない。

今回は…あまりにも混んでおりましたので、
また改めて「それぞれの時代におけるパッケージカラー」などについて
勉強しに行きたいと思います!



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