中まで赤いリンゴ、見たことある?

2011.10.11

※今回のコラムでは5枚の画像を掲載しています。他の画像もご覧になりたい方は、お手数ですが【アメブロ東京カラーズ色彩コラム】よりご覧ください。内容は同じです。

東京カラーズの桜井輝子です。
いつもお読み頂きありがとうございます!

東京カラーズのコラムは、
日常生活に密着した「楽しいカラー」をコンセプトにしていますから、
常に「百聞は一見にしかず」をモットーにネタを探し、
自ら写真撮影したものを使って文章を展開することにしています。

さて、今回は…数ヵ月前からお取り寄せ予約していた
【御所川原(ごしょがわら)】という名のリンゴが届いたお話です。
青森県・五所川原市の特産品で、その通称は【赤〜いりんご】

このリンゴ、皮をむいた果肉までも赤いのです!

皮をむいて、二つに切ってみたら…とってもキレイな模様が現れました。
う〜〜ん、芸術的。

まさに常識を覆すこの【赤〜いりんご】
一般的なリンゴと比較するとアントシアニンが約4倍も含まれているのだそう。

アントシアニンとはポリフェノールの一種で、
赤、紫、青紫などの色を呈する色素アントシアンが糖と結合したもの。

ブルーベリーに多く含まれていることでも知られており、
目の網膜に存在する「ロドプシン」の再合成を促し
眼精疲労や視力維持・回復などに効果があるといわれています。
また、強い抗酸化作用があり生活習慣病を予防するともいわれます。


さて、色がキレイなだけでなく、
こんなありがたい成分がたくさん含まれているこのリンゴ、
味は濃いのですが、そのまま食べるには酸味が強いので加工用です。

早速ジャムを作ってみました。

大量に皮をむいて塩水に漬け…
小さなさいの目に切って、三温糖を加えて煮込むだけ。

生の時よりもさらに色が深くなり、まるでイチゴジャムのよう!
でも、お味のほうは、間違いなくリンゴジャムです。

あまりにも色がキレイなので、
朝食用に、リンゴジャム入り蒸しパンも作ってみました♫

もともとお砂糖控えめで作った上に、酸味があるのでさっぱり。
いくらでも食べられそうです。




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