大熊猫白黒遊戯(パンダオセロ)

2011.05.27

前回に引き続き本日も、
アナログかつオーソドックスなゲームのご紹介です。

「大熊猫白黒遊戯」

文字を見ただけで、これがどのようなものか
おおよそイメージできるのではないでしょうか?

そうです。
パンダオセロです!

パンダの体の部分にはコマを、
竹筒の部分にはコマを並べるためのシートが収納できるようになっています。

なんと、コマのひとつひとつが…パンダ顔。


3月中旬から4月にかけ、まだ大きな余震が続いていた頃には、
休日でも外出を控え家で過ごすことが多かったので、このパンダも大活躍しました。

日ごろ携帯アプリでコンピューターを相手にオセロをしている娘は、
なんだかもの凄く強いんです…
真剣勝負で3回やって、やっと1回勝てるか勝てないか…
客観的に見れば、私が娘に遊んでもらっているわけです(笑)


さてさて、ここでちょっとだけカラーの話をさせてください。
(「色彩コラム」なので、いつも半ば無理矢理にカラーの話をしております(^_^;)


同じ面積の白と黒の場合、
明度が高い白のほうが膨張して見えますよね。

「オセロ」はひとつのコマの表裏で色が違うので、
白を選んだ人は、ボード上で自分のコマが膨張して見えることになります。

意識的なのか無意識なのか…
娘はかならず「私、白がいい!」と言いますから、
今度、白を選ぶ理由を聞いてみようと思っていますが(笑)


これに対し「囲碁」では白石と黒石が別個に存在しますから、
並べた時に白石と黒石の大きさがほぼ同じに見えるよう、
それぞれの石の大きさが調整されているのです!!

白石の大きさ⇒直径21.9ミリ
黒石の大きさ⇒直径22.2ミリ

つまり、黒石のほうが直径にして0.3ミリ大きいのですが、
これを目で見た時には、白が膨張し黒が収縮して見えるために
ほぼ同じ大きさに見えることになります!

(『AFT色彩検定 3級公式テキスト』色彩心理の項にも
イラスト入りのコラムとして掲載されています)

身の回りの色について私たちはほとんど意識することなく過ごしていますが、
時にはこうして検証してみるのも楽しいものです♪



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