茜色

【あかねいろ】茜の根を染料にして染めた濃い赤色です。山野に自生していた蔓草(つるくさ)の「赤い根」が語源で、その草は日本茜とも呼ばれます。茜は藍と並んで日本最古の植物染料で、万葉集にも「あかねさす」という枕詞が数多く登場します。これは、日の光で赤く色づく様を表した枕詞ですが、現在でも朝日や夕日を受けて照り映える雲や空の様子を「茜雲、茜空」と言います。

R193 G0 B43
C0 M100 Y75 K20

色彩コンテンツ

色名辞典

カテゴリー