話題のパッケージ*ショコライフ

2006.12.23

話題のパッケージ*ショコライフ

コンビニやスーパーのチョコレート売り場で、パッと目を引く色鮮やかなカラーバリエーション。明治のショコライフというシリーズです。

色につられて ついつい何種類も購入してしまうのは、私だけではないはず(´▽`) 最近 新聞でも『色仕掛け 手が伸びる』と題して取り上げられていたので、ご紹介したいと思います。

実はこのチョコレート、「熟年夫婦がお茶を飲みながら食べる」というシーン設定のもと、50歳代の人たちに購入してもらうべく開発されたものなのだそうです。袋の大きさはタテ約11cm、ヨコ約10cmのほぼ正方形に近いもので、中は3cm角の薄いチョコレートが4枚入っていて100円。良い材料を使った高品質なチョコレートです。一度にたくさん食べたい私のようなタイプから見ると、ちょっと高いかな(?)とも思えるのですが、実際食べてみると、とっても美味しい上質のチョコレートでした。

コンセプトもさることながら、「全8種類の商品展開」というところに大きな戦略が隠されているのですね。店頭では8種類全部を陳列用の箱に入れ横一列に並べると、ピタリと什器(三尺棚…ヨコ幅 約90cm)におさまるサイズなのだとか。

次にパッケージの色使いですが、色を強調しすぎると雑貨のように見えてしまうため、袋の上半分はチョコレートだということが一目で分かるようにチョコレートの素材色を採用し、消費者になじみ深いMeijiのロゴも入れてあります。
「0.001秒でチョコレートと認識してもらえるように配慮した」とは菓子商品企画部の課長の談。

季節ごとに違ったフレーバーが投入される予定だそうです。

参考資料:『日経MJ(日経流通新聞)2006,10,25版』『日経デザイン2006年12月号』

【2006年11月 記】

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